ヘッドハンティング検討の背景

半導体製造装置や食品プラントのエンジニアリングを手掛けるC社は、資格者が高齢化が課題でした。特に、一定の受注金額を上回る規模の工事については、監理技術者（機械器具設置）の設置が必要になりますが、自社の監理技術者は4名しか在籍していません。なおかつ、その4名とも非常に高齢であり、高齢による退職リスクもあります。監理技術者が在籍していなければ、大型の工事が受注できずに、機会損失となってしまうことも考えられます。つまり、監理技術者の資格者の在籍が自社の生命線といっても過言ではないのです。しかし直近10年の間、採用活動をしていたものの、採用はできず。最後の一手として、ヘッドハンティングの利用を決断しました。

成果

50代の監理技術者（機械器具設置）1名のヘッドハンティングに成功

成功のポイント

1. あらゆる手法でターゲット人材へのアプローチを行い、最終的に3名の資格保有者との面談が実現したこと
2. C社が働き方を重視している会社であり、とあるターゲット人材にとっては求めていた環境であったこと
3. 役員や人事担当者の協力体制が構築されており、ヘッドハンターと二人三脚でプロジェクトを進められたこと

ヘッドハンターのコメント

施工管理技士や監理技術者などの建設技術者は、長期出張や深夜残業、休日出勤等の高負荷な働き方をしている方もまだまだ多いです。現状の働き方に疑問をもっている資格者の方も多く、企業としては、良好な労働環境を整備することが魅力向上に繋がります。重視されるポイントとしては、「年間休日日数」「残業時間や休日出勤の頻度」「長期出張の有無やその期間」「各種手当の充実度合い」などが挙げられます。