ヘッドハンティング検討の背景
四国地方の公共工事を中心に豊富な受注実績を持つ地方ゼネコンB社は、土木及び建築施工管理技士の高齢化に頭を悩ませていました。在籍する施工管理技士は、ほとんどが40代後半以上の方。直近では、年齢や体調を理由に引退する方、時短勤務を希望する方も増えてきており、即戦力となる資格者の確保が最大の課題でした。また、公共工事の入札において重要となる経営事項審査の評点の算定には、各資格者の人数も重要な要素となっています。つまり、資格者の減少は評点の低下につながり、公共工事の入札が制限されるリスクもはらんでいるのです。そういったリスクを回避するには、とにかく資格者を確保する必要があり、ヘッドハンティング利用を検討。特に、土木施工管理技士の高齢化が顕著であったことから、土木施工管理技士のヘッドハンティングを依頼しました。
成果
30代の土木施工管理技士1名のヘッドハンティングに成功
成功のポイント
- アポイントの取得が難しい現場監督に粘り強くアプローチし、接点を持てたこと
- 現職の年収より、200万円アップとなる年収を提示し、待遇の大幅改善を訴求できたこと
- 実際の候補者との面談にて、社長自らが熱い言葉で口説けたこと
ヘッドハンターのコメント
建築や土木の現場監督の方々は、工事現場に出ていることも多く、なかなかアポイントが取得できませんので、粘り強くアプローチする必要があります。加えて、仮に他社へ移籍するとしても、業務内容が変わるわけではないため、「年収が大幅アップする」「働き方が改善される」などの要素が無ければ、移籍が実現しないケースが多いです。施工管理技士のヘッドハンティングは、「待遇改善」「働き方改善」のいずれかを訴求していくことで、成功確率が高まります。